三重県の最低賃金が改正されました!

目次

はじめに

令和5年10月1日から三重県の最低賃金が973円となります。

前年度933円から40円アップです!

今回は、最低賃金の全国ランキング・最低賃金が上がることによるメリット・デメリットについてお話します。

1.2023年度全国都道府県別の最低賃金ランキング

まずは、最低賃金の全国ランキングを見てみましょう。

2023年度 日本1高い最低賃金は・・・

ご存じ日本一の大都会 東京都です!

最低賃金なんと1,113円となります✨

さすが日本の首都ですよね。

では反対に、日本一低い最低賃金は何県なのでしょうか・・・

岩手県です!

なんと893円になります🌟

東京都と差額なんと220円もの差があるのですね。

では、気になる三重県の順位は・・・

第10位です!!初めに記載した通り973円になります。

なかなかの上位に食い込んでいますね。

最低賃金ベストトップ10がこちらになります⭐️

ランキング都道府県最低賃金額(¥)
1東京1,113
2神奈川1,112
3大阪1,064
4埼玉1,028
5愛知1,027
6千葉1,026
7京都1,008
8兵庫1,001
9静岡984
10三重973

各都道府県で最低賃金が39~47円引き上げられ、全国の平均時給が1,004円となり初めて1000円台を突破しました!

最低賃金時給は毎年見直しがあり、特別な業種でない限り都道府県ごとに決まった金額に定められています。

2.最低賃金が上がることによるメリット・デメリット

メリット

・正社員と正社員以外の賃金格差が縮まる

非正規雇用(パートやアルバイト・派遣社員)の最低賃金が上がると、⾮正規労働者の収入は当然ながら増えます。そうすれば、正社員と⾮正規の⽣涯賃⾦の格差を縮めることができると考えられます。年功序列賃⾦制度が敷かれない⾮正規社員にとっては⼤きなメリットであり、仕事に対するモチベーションの高まりが期待できます。

・地域の経済が活性化する

最低賃⾦が上がることで⼀⼈当たりの収⼊が増えていき、消費が増えることが予想されます。そして結果的に景気が回復していくと政府は考えているのです。特に派遣労働者やパート、アルバイトといった⾮正規労働者の賃金が上がって今よりも豊かになれば、地域でもお⾦を使う人が増えることが期待できるのです。お⾦が地域で回るようになると、地域の経済が活性化するというメリットが⽣まれるでしょう。

デメリット

・非正規雇用者を多く雇っている企業への人件費増大

現在、最低賃金に関わってくる非正規雇用者を雇っている多くがサービス業・チェーン店などです。最低賃金が上がると、確実に人件費も上がってしまい、中小企業には大打撃です。最低賃金が上がると、一部の業界には大きな影響を与えてしまう恐れがあります。そのため、なるべく少ない人員で業務を行おうとする方針に転換せざるをえなくなるケースも生じ、雇用や労働時間の減少を加速させる可能性があります。

・業務負担が増える

最低賃金が引き上がると正社員の業務負担が増える可能性もあります。

企業側は人件費を抑えるため、ある程度採用人材の働きを見越した業務量になっていた場合採用を先送りする可能性が高くなります。結果、既存社員でその業務をこなさなければなりません。

また、賃金面で他社との採用競争で優位になれないと、優秀な人材の確保が難しくなり、一人一人の社員の業務負担が増えることも考えられます。

最後に

扶養内で働いている方は、一度ご自身の収入と勤務できる日数・時間を計算することをお勧めします。保育園など保護者の勤務日数・時間により規定があるものに影響がないか確認しておくことも必要です。

これからお仕事を探す方は、社会保険・雇用保険や扶養に関わるので、時給を確認しながら日数・時間を考えてみて下さいね。

   

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この記事を書いた人

人と交流することが好きなので人とのコミュニケーションや繋がりを大切にし寄り添い、その人に合うお仕事を提供できるよう務めさせて頂きたいと思います。私自身幼少期からスポーツをしており休日はランニングやゴルフの練習に励んでおり、アウトドアな休日を過ごしています。

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